土の文化ファームではカラフル人参の栽培を行っています。
一番早く種を播く品種は、暑い時期に種まきするので厳しい暑さにさらされること、そして水をやってもすぐ乾いてしまうことから、発芽しにくく発芽後も生育が悪いことが課題となっていました。
そこで今年は播種からしばらくの間、遮熱白黒ネットをハウスにかけて栽培しています。
奥が遮熱白黒ネットをかけた区、手前がかけていない区です。
(畝間に生えているのはニンジンではなく雑草です…)
遮熱白黒ネットをかけた方では発芽、生育しているのに対して、かけていない区では発芽しているものがかなり少なくなっています。
横から見たものがこちらです。
左が遮熱白黒ネットをかけた区、右がかけていない区です。
遮熱白黒ネットの遮熱効果によって地面の温度が下がったことで発芽率が良かったのと、水の過度な蒸発を防ぐことができたのが原因だと思われます。
特に今年のような暑い夏にはこれからも採用していきたいと思います。