土の文化ファームでは2018年5月にグローバルGAPの認証取得を行いました。
GAPとはGood Agricultural Practicesの頭文字をとったもので、”良い農業の取り組み”という言葉になります。
農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取り組みのことです。
様々なGAPがありますがその中でもグローバルGAPは120か国以上に普及しており、事実上の国際基準となっています。
認証取得のためには食品安全、環境保全、労働安全の各項目のチェック項目が200項目以上あり、その内容を基準以上満たす必要があります。
グローバルGAPを実践することで次のようなメリットがあります。
①販路拡大…海外への輸出やオリンピック・パラリンピックなどの調達基準を満たす
②経営改善…各工程の明確化で生産性の向上やコスト管理・削減を行う
③教育効果…従業員への効果的トレーニング、意識向上、各項目の見える化
④リスク管理…緊急時のリコール体制の確立
土の文化ファームでは様々な品種を栽培していることもあり、チェック項目も多く、取得は大変ですが、メリットを生かし、生産工程管理をこれからも行っていきます。