土の文化ファームでは防虫対策の一つとして防虫ネットを張っています。
家に張る網戸と同じようにネットを張ることで物理的に虫の侵入を防いでいます。
もちろん目が細かい方が防虫効果は高いのですが、その分風通しが悪くなり、ハウス内の温度が上がってしまいます。
そこで土の文化ファームでは以前から赤色のネットを使用しています。
なぜ赤いかというと、アザミウマなどの病害虫の目には赤のネットは黒い幕のように見えているからなんです!
虫の目には見える色に制限があるので、人には赤く見えても虫には黒く見えます。
ネットが黒い幕のように見えることで、虫にはハウス内が見えず、ハウス内への侵入を防ぐことができます。
赤のネットにすることで目合いを小さくせずに済むので、ハウス内温度が上がることなく栽培が出来ています!
効果としては、環境によっても異なりますが、本来使いたい目合いより一規格大きな目合い程度にすることが出来ます。
(例えば2mm目合いを使いたい場合赤ネットなら4mm目合いを使用できます)
絶対に使用する防虫ネットなので、色を変えるだけで防虫効果を保ちつつハウス内温度の改善が出来てとても助かっています。