こんにちは!
9月に入りましたが熊本ではまだまだ暑い日が続いています。
さて、今日は環境制御で減農薬?!というタイトルですが、土の文化ファームで環境制御に取り組んで変わったことのひとつに病気が減った!という効果があります。
環境制御=収量UP
というイメージが強いかと思いますが、病害を減らすのも大きな役割です。
というのも、環境の要素の一つである湿度をコントロールしてあげることで病気の発生を防ぐことができます。
病害の発生を防ぐことで、農薬コストの削減、散布にかかる時間や人件費の削減、そして一番は植物が樹勢を保って栽培することができます。
従来も湿度を下げて病気を防ぐということは行っていたのですが、その場合急に換気を行って急激に湿度を下げるせいで、病気は防げるけれども光合成が出来ない状態になっていたという状態でした。
他の要素のバランスも考えながら、光合成をしやすい状態を目指しつつ病害を防ぐという管理に変えて、病害を防ぐことでさらなる収量UPに繋げることができます。
そのためにも換気での管理だけでなく、飽差や露点を見ながら、天窓・谷・サイド・暖房・カーテンの優先順位や動作時間・待機時間を変えた管理を行っています。
また、管理は人の手でこまめに行うことも可能ですが、新圃場では機械が統合的に管理しているので、作業効率がかなりよくなりました!
今回はざっくりした話になりましたが詳しい話はお問い合わせください。